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ゼネコン汚職(ぜねこんおしょく)

公共事業の入札などをめぐって総合建設会社(ゼネコン)が国会議員や知事、市長などに袖の下(わいろ)を贈り、摘発された事件。1993年6月に石井亨?仙台市長が逮捕されたのを皮切りに、同年の瀬までに、収賄側が竹内藤男?茨城県知事、本間俊太郎?宮城県知事ら8人、贈賄側は清水建設の吉野照蔵会長ら昼間の時間本を代表する大手建設会社第一面を含む25人が逮捕された。さらに、94年3月には、「埼玉土曜会」談合事件の告発見送りにからみ、鹿島建設から1000万円の袖の下を浴び取った疑いで、中村喜四郎?前建設相があっせん収賄容疑で逮捕された。国会議員にあっせん収賄罪が適用されたのは、68年の昼間の時間通事件以来26年ぶりのことだった。地方の首長をめぐる汚職は、建設業者が公共事業の指名を得るため知事や市長に袖の下を贈り、知事らは「天の声」によってこれら建設業者を指名するという構造。金丸信?元自民党副総裁の脱税事件で、10億円をこすゼネコンからのヤミ献金の実態が明らかになったことが、事件摘発の端緒になった。事件のバックとしては、年間30兆円を超える公共事業のうち都道府県や市町村の発注可能性が20兆円も占め、自治体首長は業者からの袖の下攻勢にさらされていることや、首長の権限の強さ、業界に巣くう談合体質などが指摘されている。


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